【2026年版】請求書の書き方
完全ガイド
個人事業主・フリーランス向け。インボイス制度対応。
1. 請求書とは?必要な場面
請求書とは、商品やサービスの提供に対して代金の支払いを求める書類です。法的な義務はありませんが、取引の証拠として非常に重要です。
- 取引先への商品・サービスの納品後
- 月末締めの一括請求
- フリーランスが業務委託の報酬を請求する時
- 建設業の工事完了後の支払い請求
2. 請求書に記載すべき8項目
請求書には以下の項目を必ず記載しましょう。
① 書類名「請求書」
書類のタイトルとして「請求書」と明記します。「御請求書」とする場合もあります。
② 発行日
請求書を作成・発行した日付です。取引先の締め日に合わせて設定するのが一般的です。
③ 発行者情報
名前(会社名)、住所、電話番号、メールアドレスを記載します。個人事業主の場合は屋号も併記すると良いでしょう。
④ 宛先(取引先情報)
請求先の会社名・担当者名を記載します。「御中」「様」の使い分けに注意しましょう。
⑤ 請求金額(合計)
税込の合計金額を目立つように記載します。一目で金額がわかるようにしましょう。
⑥ 明細(品目・数量・単価・金額)
提供した商品やサービスの詳細を記載します。品目名、数量、単価、小計を明記しましょう。
⑦ 消費税
税率ごとの消費税額を明記します。10%と8%(軽減税率)が混在する場合は、税率ごとに分けて記載します。
⑧ 振込先情報
銀行名、支店名、口座種別、口座番号、口座名義を記載します。振込手数料の負担先も明記すると親切です。
3. インボイス制度対応の追加記載事項
2023年10月から開始されたインボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応するため、以下の項目を追加で記載する必要があります。
- 適格請求書発行事業者登録番号(T + 13桁の数字)
- 税率ごとに区分した消費税額と適用税率
これらが記載されていない請求書では、取引先が仕入税額控除を受けられなくなります。
4. 請求書作成のステップ
納品物・サービス内容、数量、金額を確認します。
自社のフォーマットまたは請求書アプリのテンプレートを使用します。
上記8項目 + インボイス対応項目を入力します。
小計、消費税、合計金額に間違いがないか確認します。
PDFとして保存し、メールまたは郵送で取引先に送付します。
5. よくある間違いと注意点
- 消費税の端数処理:1つの請求書で複数回の端数処理を行うとトラブルの元になります。
- 振込先口座の誤り:口座番号は必ずダブルチェックしましょう。
- 発行日と支払期限:取引先の締め日を確認し、適切な日付を設定しましょう。
- 源泉徴収の記載漏れ:デザイナー・ライターなど源泉徴収の対象となる業種は注意が必要です。
- 請求書番号の重複:通し番号を管理して、重複がないようにしましょう。
6. 無料で使える請求書作成ツール
請求書の作成にはExcelやWordも使えますが、専用ツールを使うとミスが減り、管理もしやすくなります。
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